布ナプキン生活を始めよう
2010年頃から布ナプキンを使っています。
一体型で布ナプデビューして、途中でやめたり、ホルダー型で再挑戦したりしました。
現在は、多い日の夜と少ない日に布ナプキンを使っています。
初めて挑戦する方にとってハードルが高めな布ナプキンですが、慣れると快適です。
今回は布ナプキンの使い心地を紹介します。
布ナプキンの悩み
漏れるんじゃないか、洗うの面倒じゃないかなど、買う前は色々心配しましたが、なんとかなってます。
布ナプキンは漏れる?
初めて布ナプキンに挑戦する際、漏れないか心配でした。しかし実際に使ってみると、真下に貫通することはありませんでした。
ただし、私の場合は横と後ろに漏れやすいです。
一体型を使用しているときは横漏れが多かったです。
後ろ漏れは対策すれば、使い捨てナプキンより漏れません。方法は後ほど紹介します。
布ナプキンの洗い方
繰り返し使えるというメリットの裏に、洗う手間というものが存在します。
実家にいた頃は、粗相すると「血液汚れ専用洗剤」で洗っていましたが、全然落ちない。その記憶があったので、繰り返し使えるか心配でした。
セスキ洗いですっきり
布ナプキンを洗うにあたり、切っても切れない存在である「セスキ炭酸ソーダ」。
油汚れに強い洗剤なので、大掃除の時期に耳にした方もいると思います。
洗面器に汚れた布ナプキンとセスキ炭酸ソーダ小さじ1/2杯と水を入れて30分~1時間放置すると、汚れが落ちます。「血液汚れ専用洗剤」の存在意義を疑うほどキレイに落ちます。
セスキ洗いで汚れが落ちたら、水が透明になるまですすいで洗濯機で洗います。
私はシャワーする前につけ置きして、髪が乾いた頃にすすいで洗濯機に入れています。
セスキ炭酸ソーダはコンロ周りの油汚れや通常の洗濯でも使えるので、買っておくと便利です。
アルカリウォッシュという商品が有名です。
面倒だけど、使い続ける理由
色々面倒な布ナプキンをいまだに使用している理由は2つあります。
- 使い捨てナプキンのようなガサガサ感が無い
- 柄が選べるので、使うときにウキウキする
特に、柄が選べる点が気に入っています。
人に見られる物じゃないからこそ、本当に自分が好きな柄を選べます。
流行りもパーソナルカラーも男ウケも気にしなくていいんです。
私は「今日は天気が良いから水色~」とかテキトーな事を考えながら選んでます。
一体型とホルダー型どちらを選ぶか
いざ買うとなったときに躓くのが、布ナプキンの種類です。
布ナプキンには大きく分けて、使い捨てナプキンと同じように使える一体型と、あて布とホルダーをセットにして使うホルダー型があります。両方使ってみましたが、どちらも一長一短です。
一体型の使用感
一体型はWemoonを買いました。
使用感は下記のような感じです。
- 作りが使い捨てナプキンに似ているので、初心者向き
- 小さく畳めるので、収納しやすい
- そこそこ薄いので、パンツスタイルでも響きにくい
- 横漏れしやすい気がする
- 乾きにくいので、中身がカビていないか心配になる
ホルダー型の使用感
ホルダー型はジュランジェを買いました。
使用感は下記のような感じです。
- あて布の畳み方次第で夜の後ろ漏れをガードできる
- 乾きやすい
- 持ち運びが不便
- 分厚いので、パンツスタイルは不向き
結局どれを買えばいい?
今から布ナプキンデビューする方は、使い捨てナプキンと併用しながら一体型とホルダー型を両方使ってみて、自分の好きなほうを買い揃える事をオススメします。
オススメの組み合わせ
デビューセットが通販にありますが、それを買う前に下記で使い心地を試してみるといいです。
- 昼用の一体型
- 多い日夜用のホルダー型
- おりものライナー(防水布つき)
おりものライナーは便利なので、メーカー違いで何枚か買ってもいいですね。
生理が来そうで来ない時期や終盤の少ない時期に重宝します。
「ズボラな自分が、ちゃんと洗ったりできるか心配だ」という人は、おりものライナーだけ買ってみるといいです。
多い日夜用の使い方
夜の後ろ漏れ対策方法を紹介します。
あて布は通常だと長方形に折るのですが、夜は下記のように折ります。
布の対角の長さを使うので、後ろ漏れを防ぐことができます。
実際は図より布が重なっている部分が多いです。厚さは3枚重ねと同じになるので、漏れが不安な方は一枚追加するといいと思います。
後ろ側は、つたい漏れの貫通を防ぐ為なので、1枚分の布で大丈夫です。
自分が使っている限り、ホルダーがちょっと汚れるくらいで、下着にまで貫通したことはないです。
大切なのは、布でお尻の割れ目を隠すことです。
使い捨てナプキンもストックしておこう
布ナプ素晴らしい、もうケミカルナプキンなんて必要ない。と思っても、今ある使い捨てナプキンを処分してはいけませんよ。
断水すると布ナプキンを洗えなくなるので、被災した時用に、一定量は持っておいたほうが良いです。
もしもの時に困らないようにしておきたいですね。