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梅雨の前に洗濯槽のカビ掃除

梅雨に入る前に、洗濯槽の掃除をしました。

酸素系漂白剤1回では、ぴろぴろワカメを退治しきれない。何度すすいでも終わらないという体験をしました。その反省を踏まえて、洗濯槽掃除の方法をまとめました。

 洗濯物の臭いが気になる

洗い終わった洗濯物が臭い。洗濯物に茶色っぽいごみが付着している。それは洗濯槽の汚れが溜まっている証拠です。

酸素系漂白剤で洗濯槽をすっきりキレイにしましょう。

酸素系漂白剤で洗濯槽洗浄するコツ

基本の洗濯槽洗浄の方法です。

酸素系漂白剤を使って、洗濯槽にこびりついた黒かびを退治します。

準備するもの

  • 粉末タイプの酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム) 
  • ごみ取り用の網
  • ごみを捨てるためのビニール袋
  • お湯
  • お湯を洗濯機に移すための道具
  • 最低1日の時間
漂白剤のポイント

粉末タイプの酸素系漂白剤を使用します。

購入するときに不安な場合は、裏面の成分を確認して「過炭酸ナトリウム」と書かれているものを選びます。

酸素系漂白剤は水10Lあたり100gを目安に準備します。
洗濯機本体や取扱説明書に書かれている最大水量を参考にしてください。

我が家の場合は、最大水量が55Lなので、1回に550g使用します。

洗濯槽の掃除を半年以上していない場合や、洗濯物の臭いが気になっている場合は、2回分を用意します。

ごみ取り用の網のポイント

針金ハンガーと排水溝ネット(ストッキングタイプ)で自作すると、ごみをネットと一緒に捨てられるのでオススメです。

針金ハンガーで持ち手と輪を作り、排水溝ネットを装着します。

このとき、排水溝ネットの隅に穴を開けて、持ち手部分を通しておきます。ごみを取っている時に、ごみの重さに負けてネットが洗濯槽に落ちるのを防ぎます。

100均に売っている、お風呂のごみすくいネットもお手軽です。

掃除前のポイント

洗濯槽の掃除は結構時間がかかります。最低5時間、汚れが溜まっていたら2日ほど。
その間、洗濯機が使えない状態になるので、掃除の前に洗濯物を洗ってしまいます。

掃除の方法

1. 洗濯機から糸くずネットを外す

糸くずネットや、柔軟剤投入口など、取り外せるものを外します。

隅々まで洗浄するためです。

2. 洗濯機の電源を入れて、お湯を溜める

電源を入れないと、洗濯槽に水が溜まらない場合があるので注意。

40℃~50℃のお湯を満水の位置まで溜めます。

酸素系漂白剤のつけおき効果を最大に発揮させるため、水温は厳守です。
水温が低すぎると効果が低く、高すぎると、つけ置きの途中で効果が切れてしまいます。あと、熱湯で洗濯機内部が傷みます。

湯船からお湯を溜めると楽

洗濯機に「お風呂の残り湯モード」があれば、その機能を利用してお湯を溜めます。

残り湯の場合でも、湯船に新しくお湯を溜める場合でも、水温を50℃近くにしてから、洗濯機に注水します。

「お風呂の残り湯モード」が無い場合は、バケツや洗面器を使って、湯船から洗濯槽にお湯を入れます。

洗濯槽にお湯を溜めている間に水温が下がるので、最後に、熱湯を2Lほど入れます。

コンロで沸かすと大変

水と熱湯を混ぜて適温にする方法は、ものすごく手間がかかります。止めたほうがいいです。

最大水量55Lの場合だと、約30Lの熱湯が必要です。

3. 酸素系漂白剤を投入して5分攪拌する

水10Lあたり100gを目安に酸素系漂白剤を投入し、「洗いモード」で5分ほど攪拌します。

5分経ったら、洗濯機を一時停止させます。

4. 放置する

少なくても3時間放置します。理想は一晩放置です。

5. 浮いてきた汚れを取り除く

浮いてきたごみ(通称ぴろぴろワカメ)を、ごみ取り用の網で取り除きます。

かなり大変ですが、キレイに取らないと、槽洗浄が終わらなくなります。

もし時間があれば、放置して泡が消えた頃(約1時間後)に一度ごみを取っておくといいです。

攪拌してはいけない

ごみをとる前に、つい攪拌しそうになりますが、我慢です。

攪拌すると、せっかく浮いているごみが沈んでしまい、取り除きづらくなります。

そのまま排水してはいけない

汚い光景を見たくないからといって、そのまま排水してはいけません。

洗濯機内や排水溝にゴミが詰まって、余計に大変なことになります。

6. 攪拌~ごみ取りを繰り返す

ごみがキレイに取り除けたら、もう一度5分攪拌して3時間ほど放置します。

そうすると、まだ残っているごみが浮いてくるので、ごみ取り用の網でキレイにします。

もう一度攪拌してみて、汚れが浮いてくるなら放置・ごみ取りを繰り返します。

7. すすぎ・脱水する

ごみが気にならなくなったら、糸くずネットを装着して、すすぎ・脱水を行います。

糸くずネットを取り付けることで、まだ残っているごみを回収します。

8. 洗濯槽の底をキレイにする

脱水まで完了したら、洗濯槽の底に残ったごみと糸くずネットに溜まったごみを取り除きます。

9. きれいな水で洗い~脱水

洗濯槽が空の状態で、最高水位の設定で脱水まで行います。

このときは洗剤ナシでOKです。

すすぎ前に確認してみて、まだごみが多く浮いてくるようであれば、浮いているごみを取り除いた後に脱水して、もう一度「1. ~」の作業を繰り返したほうが良いです。

私が洗濯槽掃除に失敗した理由

何度すすいでも「ぴろぴろワカメ」が発生し続ける。いっそ、洗濯機を買い換えようかとも思いました。

その失敗理由は、「お湯の温度が低すぎたこと」

洗濯機が自動で溜めてくれる水と洗面所から出したお湯を混ぜていました。おそらく水温は、真夏のプール程度だったと思います。

水温が低いと、汚れを浮かす力が弱まってしまい、長年蓄積された汚れ全体に漂白剤成分が届かなかったのでしょう。

次回からは湯船のお湯を使います。

臭いスッキリ

洗濯槽がキレイになると、洗濯物の悪臭が激減できます。

柔軟剤の香りも付きやすくなるので、使う場合はいつもより少なめに使ってください。