楽に、楽しく。

楽に、楽しく、生きていきたい

話し方ボイトレ教室を体験してみた

業務内容の変更により、人前でしゃべる事が多くなったので、話し方のボイトレを受講することにしました。

一度は体験済み

3年くらい前にも話し方のボイトレに通っていました。

ボイトレというと、歌い方のイメージが強いと思いますが、最近は就職活動やプレゼンなど、「話し方」のボイトレをやってくれる教室があります。

私は「シアーミュージック」に通っています。マンツーマンでレッスンしてくれます。

以前通っていたときは、会議の時にグループ会社のお偉いさんの前で話す必要があるということで受講していましたが、会議の規模を縮小したため、ボイトレもやめてしまいました。

今、ボイトレを始める理由

前回ボイトレに通っていた頃とは、業務内容が変わりました。今は学生向けの採用イベントに参加するようになったのです。

採用イベントでは、学生に会社の紹介をして「興味かあったら応募してね~」とやるわけですが、やはり人前で話す以上、話し方は大切だなと思ったわけです。

当初は、「一回勉強したんだし、なんとかなるでしょ」と思ってボイトレ書籍を買ったりしていたのですが、自分で録音した声を自分で聞くのでは限界があるなと思いました。

加えて、歯列矯正を行った影響で、「さ行」が発音しづらくなったのもボイトレ再受講の理由です。

教室ではどんなことをするのか

初回は、受講理由や「どうなりたいか」などを聞かれます。

採用イベントと歯列矯正の件、あとは長時間話すと声が枯れる事、館内放送もたまに行うので、「キメ声」みたいな声を作りたいと話しました。

実際の初回レッスンではストレッチの後、腹式呼吸のやり方や基本発声を行いました。「あえいうえおあお」や、北原白秋の『あいうえおの歌』など。

あめんぼの歌 - Wikisource

自分が練習したい文章があれば、それを練習することも可能です。

苦手な音が分かる

これまで教室で3回受講しましたが、自分の苦手な音が分かり、効率的に練習ができます。

私の場合は、前回習っていたときから、「ら行」が壊滅的に苦手です。加えて矯正の影響で、「さ行」の「し」が苦手です。

先生が気になる語句を集中的に解消してくれます。

長年の話し方で変な癖がついているので、「ら行」はなかなか改善しませんが……。

苦手な文字が分かると、プレゼン等の台本で語句を言い換えられるので便利です。私の場合は技術者をエンジニアに変えたりしています。

先生によって色々な教え方がある

話し方を教えてくれる先生は教室に複数名います。

予約時に指名するのですか、楽器や歌がメインの人や司会をやっている人など、それぞれ得意とする分野が違うので、教え方も様々です。

  • 基本の文章を読むことを中心にして、都度、苦手箇所を指摘してくれる人
  • ボイトレは筋トレだということで、力の使い方や抜き方を教えてくれる人
  • 他の先生と両立していることを前提にステップアップ部分を担当してくれる人
  • ピアノを使いながら、リズム良く基本を教えてくれる人

などなど。受講理由や苦手分野によっても教え方は違うと思います。

まずは色々な先生を体験してみて、自分に合う人を探すことが大切です。

基礎の説明はA先生が分かりやすいけど、B先生のほうが苦手部分をしっかり指摘してくれる等、合う先生が一人じゃない場合は毎回違う先生に教えてもらってもいいです。

毎回のレッスンはカルテとして他の先生にも共有されるので、初めての先生を指名しても1からやり直しということはなく、「これやってるなら、今回はこれ挑戦してみようか」というように連携してくれます。

まとめ

私は週4回の受講をしていますが、やはり上達のコツは日々の練習だと思います。

教室で言われたことを意識して、普段から話したり、腹式呼吸の練習をしたり。やはり、そういった自主練が大切です。

人にとって聞きやすい声を目指して、精進していきたいです。