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聴覚過敏の救世主。キングジムの「デジタル耳せん」に感動した

聴覚過敏さんの間で話題になっている、キングジムのデジタル耳せん「MM2000」を購入しました。

新幹線、在来線、バス、繁華街で使用したメリットとデメリットを紹介します。

新型のデジタル耳せんは便利に進化していた

キングジムのデジタル耳せんには、新旧2つの製品があります。

価格は2倍違いますが「軽くて小さい」という理由で、新型を購入しました。

キングジムmm1000 キングジムmm2000

白いほうが旧型の「MM1000」で黒いほうが新型の「MM2000」です。

新型の「MM2000」は、旧型にあった6センチ四方の本体がなくなり、重さも半分以下になりました。
※(旧)33g + 単4電池の重量 →(新)17g

持ち運びを考えると凄く便利に進化しています。

 

ここからは、実際に「MM2000」を使ってみたメリット4つとデメリット2つを紹介します。

メリット

1. 電池持ちがいい

音楽も聴けるノイキャンイヤホンも各メーカーから発売されていますが、わざわざ専用機を買った理由は「電池持ちの良さ」です。

音楽プレーヤーは、製品によりますが、連続使用時間は10時間程度。対して「MM2000」は50時間も連続使用可能です。

通勤と休日の活動で使用するとして、一回充電すれば約3週間使えます。

 ※通勤は往復2時間 × 5日、休日は4時間×2日で計算

丸一日使っていても大丈夫という安心感。ありがたいです。

2. 人ごみの雑音が軽減、会話は聞こえる

スイッチを入れると、人ごみの「ざわざわ」音が、ほとんど聞こえないくらい消えました。

アナウンスや同行者の声など「言葉」として認識できる音はちゃんと聞こえます。

 

イヤーマフや通常の耳栓だと、会話の音も聞き取りづらくなりますが、デジタル耳せんなら、必要な音は聞こえて便利です。

人ごみで同行者に話しかけられると、雑音と相手の声混ざってしまい会話に苦労しますが、これなら改善しそうです。

3. 低音ノイズへの効果は絶大

キングジムのデジタル耳せんは、低音のノイズキャンセルにおいて凄く効果を発揮してくれます。

  • 新幹線等の走行音
  • 走行中の車とアスファルトが擦れる音
  • 家電やエアコンの駆動音

これらの雑音は、驚くほど消えました。

交通量の多い道を歩いていても、まるで早朝の公園のように静かで驚きました。

4. 雑音で疲れない

片道2時間の新幹線移動、ショッピングモール散策で「MM2000」を使いましたが、普段と疲れ具合が全然違います。

外出時だけでなく、家の中でも重宝します。

ワンルームのアパートだと、冷蔵庫や換気扇等の駆動音が生活エリアにまで聞こえてきて気になりますが、デジタル耳せんを使えばネットサーフィンも快適です。

デメリット

1. 高音のノイズは消えにくい

パソコンのファンの音や、新幹線走行時の「フィー」という音は、消えにくいです。小さくなるものの、低音のノイズと比べると、あまり効果がありませんでした。

2. 突発音に弱い

電車では効果が高いデジタル耳せんですが、バスは苦手なようです。

道路のガタツキでバスが揺れて「ガタガタ」と音がした時に「ボフッ」とノイズが入ります。

音の程度は道路の舗装状況次第ですが、残念ながら私の通勤経路(出勤時の裏道)では、製品を使用できないくらいノイズが入りました。

雑音で疲れてしまう人にオススメ

「MM2000」は、人ごみや長距離移動などで、雑音が気になる人にオススメです。

付属のシリコンイヤーピースはXSサイズまであるので、お子さまも使用できると思います。

※身長153cmの私はSサイズ使用しています。

 

 旧型の「MM1000」は乾電池駆動なので、万が一電池が切れてもコンビニ等で調達できるのがメリット。